郵便局での宅配料金などは楽天ペイポイント付与対象外店舗

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2025年5月29日現在

郵便局での宅配料金などは、楽天ペイを利用しても1.5%ポイント付与対象外です。

残念！郵便局の宅配料金などは楽天ポイント対象外！発送・利用前に知っておきたいこと

私たちの生活に欠かせないインフラである郵便局。手紙やはがきの郵送はもちろんのこと、ゆうパックやゆうパケットといった宅配サービス、さらには貯金や保険といった金融サービスまで、多岐にわたるサービスを提供しています。特に、遠方に住む家族や友人への贈り物、フリマアプリで販売した商品の発送など、宅配便を利用する機会は多く、日々の生活に深く根付いています。

「郵便局で宅配便を出すついでに、楽天ポイントも貯められたらお得なのにな」と考えている楽天ポイントユーザーの方は少なくないはずです。もしかしたら、窓口で料金を支払う際に楽天ポイントカードを提示しようとしたけれど、対応していないと言われた経験がある方もいらっしゃるかもしれません。残念ながら、日本全国の郵便局では、宅配料金を含むほとんどのサービスにおいて、楽天ポイントカードのポイント付与・利用は対象外となっています。

これは、郵便局（日本郵便株式会社）の事業特性と、その運営方針に起因します。郵便局は、民間企業ではありますが、郵便法の規定に基づく「ユニバーサルサービス（あまねく公平な提供）」という公共性の高い使命を担っています。そのため、一般的な小売店やサービス業とは異なり、共通ポイントサービスへの加盟よりも、全国津々浦々への安定したサービス提供、およびコスト効率の最適化を優先していると考えられます。

なぜ対象外なの？考えられる理由

郵便局で楽天ポイントが使えない理由には、以下のような点が考えられます。

公共性の高いサービス提供という使命: 郵便局は、全国どこでも均一なサービスを提供することが求められる公共性の高い事業です。特定の民間企業が提供する共通ポイントサービスに加盟することは、その公平性や普遍性に影響を与える可能性があり、慎重な判断が求められます。
運営コストとシステムの複雑性: 日本全国に約2万4千局もの郵便局があり、提供するサービスも非常に多岐にわたります。このような大規模かつ複雑なシステムに、楽天ポイントのような共通ポイントシステムを導入し、維持・管理することは、莫大なシステム投資と運用コスト、そして従業員への教育負担が発生します。効率的な運営を重視する上で、これらの負担を避けていると考えられます。
独自のポイントシステムがないこと: 郵便局は、TポイントやPontaポイントのように、広範な取引に対応する独自のポイントシステムを原則として導入していません。一部の金融商品（ゆうちょ銀行やかんぽ生命のサービス）で独自のキャンペーンや特典があることはありますが、郵便・物流サービス全般で共通ポイントを付与する仕組みは持っていません。
決済手段の多様化への対応: 近年、郵便局では、現金以外のキャッシュレス決済（クレジットカード、電子マネー、一部QRコード決済）への対応を進めています。顧客の利便性を高めるために、まずは決済手段の多様化を優先し、ポイントサービスは導入しないという段階的なアプローチを取っている可能性もあります。

郵便局で楽天ポイント付与対象外となる主なサービス

日本全国の郵便局で提供される、以下のサービスや商品購入は、基本的に楽天ポイントの付与・利用の対象外となります。

郵便サービス全般:
- 切手、はがき、レターパック、スマートレターの購入
- 普通郵便、速達、書留、特定記録、国際郵便などの料金支払い
荷物・宅配サービス:
- ゆうパックの料金支払い
- ゆうパケットの料金支払い
- 国際スピード郵便（EMS）の料金支払い
- チルドゆうパック、ゴルフゆうパック、空港ゆうパックなど、各種ゆうパック付加サービス料金
付帯サービス:
- 局留めサービスの手数料
- 各種証明書発行手数料（不在票再発行など）
物販サービスの一部:
- 郵便局窓口で販売されるレターセットやキャラクターグッズなど、一部の商品購入
貯金・保険サービス関連:
- ゆうちょ銀行窓口での預け入れ、払い戻し、送金手数料など
- かんぽ生命保険窓口での保険料支払いなど

楽天ポイント対象外となる「店舗」（全国の郵便局）

このポリシーは、特定の店舗に限らず、日本全国に存在する全ての郵便局に適用されます。

柏郵便局 (千葉県柏市)
東京中央郵便局 (東京都千代田区)
大阪中央郵便局 (大阪府大阪市)
札幌中央郵便局 (北海道札幌市)
福岡中央郵便局 (福岡県福岡市)
その他、日本全国の全ての郵便局（本局、特定郵便局、簡易郵便局など含む）

楽天ポイント対象外でも便利に利用するには？

楽天ポイントが使えないのは残念ですが、郵便局での利用を便利に、あるいは別の形でお得に済ませる方法は十分にあります。

現金払い: 最も一般的で、どのサービスでも利用可能です。
クレジットカード決済の利用: ゆうパックやゆうパケット、切手・はがき類などの購入（一部サービス除く）は、クレジットカードで支払える局が増えています。楽天カードなどのクレジットカードで支払えば、そのカード独自のポイント（楽天ポイント）を間接的に貯めることができます。
電子マネーの利用: Suica、PASMO、WAON、楽天Edy、iDなど、主要な電子マネーに対応している郵便局も増えています。
- 楽天Edyの場合: 楽天Edyで支払えば、Edy利用による楽天ポイント（200円で1ポイントなど）を貯めることができます。これは「郵便局が楽天ポイントを付与する」のではなく、「楽天Edyの利用でEdy側のポイントが付与される」という形になります。
QRコード決済の利用: PayPay、d払い、au PAY、LINE Payなど、主要なQRコード決済に対応している局もあります。各社が定期的に実施しているキャンペーン期間中に利用すれば、ポイント還元や割引の恩恵を受けられることがあります。
「ゆうパックプリントR」などのサービス活用: 自宅で送り状を作成・印刷できるサービスなどを利用し、割引が適用される場合もあります。