\ 2024年11月15日 JMB WAON 支払いがお得/
JALPayやJMB WAONやJALカードを使って貯めた「JALマイル」の使い道はたくさん用意されているので、何が一番お得なマイルの使い方なのか迷っていませんか?
結論は国際線の無料航空券でファーストクラスで利用するのが一番お得ですが、別途燃油サーチャージ代が数万円~10万円前後必要になるので、現実的に国内線の「どこかにマイル」に申し込んで無料航空券を引き換える方法が一番お得です。
他にも、JAL国内線特典航空券や他社提携特典航空券との引き換えや、年会費、eJALポイント、JALPay、WAONなどのポイント交換などJALホームページ掲載だけでも27種類もあるので、おすすめのJALマイルの使い道を5つご紹介します。
JALマイルのおススメ使い道
どこかにマイル
ランダムに表示された4つの目的地から後日1つの目的地の決定通知が届きますので、行きたい場所を選ぶことができない「ガチャ」です。
2016年に始まった、たった6,000マイルで無料往復航空券と引き換えができる「どこかにマイル」でしたが、昨今の物価上昇の波を受け、2023年4月より7,000マイルへ変更されてしまいました。
それでも、JAL国内線特典航空券で「Dゾーン」以遠の空港が4つあれば、半分以下のマイル数でJAL航空券1往復分と交換できるので、とてもお得に空の旅を楽しむことができることに変わりはありません。
申し込みは簡単で、どこかでマイルページにてお申し込みボタンを押して、ログイン後に下記のように日付や人数や利用時間帯だけが選べる申し込み画面に移動します。
出発地
出発地は自由に選ぶことはできず、以下5つの空港のみ選ぶことができます。
- 東京(羽田)
- 大阪(伊丹)
- 大阪(伊丹・関空)
- 福岡
- 札幌(新千歳・丘珠)
申し込み日付・時間帯・人数
行きの飛行機は5日後の日付~31日後まで申し込むことができ、帰りの飛行機は到着当日から10日後まで選ぶことができます。
例えば8月130日に申し込みをするために「どこかにマイル」ページを開くと、行きの飛行機は9月4日~9月30日が申し込みでき、帰りの飛行機は9月4日~9月10日を選ぶことになります。
そして出発時間と到着時間も自由に選ぶことができず、5つの時間帯と指定なしの下記6つから選ぶことになります。
- 05:00~08:59
- 09:00~11:59
- 12:00~15:59
- 16:00~18:59
- 19:00~23:59
- 時間帯指定なし
同時申し込み人数はJALマイレージクラブ会員6名が最大人数で、大人・子供の区別はありません。
また、申し込み者本人・配偶者・二等親以内の親族となっていますが、JALマイレージクラブ会員に入会していないと利用できないので、事前に入会しておく必要があります。
検索をする
すべての項目を入力したら検索をするボタンを押せば、4つの候補地が表示されますので気に入れば「上記のどこかに旅に出る(お申し込み)」ボタンを押せば、申し込みが完了です。
上記のようにたまたま表示された4つの候補地ですが、気に入らなければ画面右下の「旅先を再検索する」ボタンを押せば4つの候補地が変わります。
このように気に入った4つの候補地が表示されるまで何回も「旅先を再検索する」ボタンを押して、好みの目的地候補が表示されるまで繰り返すことができます。
ただし、上限回数が決まっているのでそのうちできなくなったら、また翌日に挑戦することができますよ。
- 申し込み完了後の搭乗便の変更はできず、キャンセルした場合もマイルの払い戻しはありません
交換レート(1マイル=3.5円~10.5円)
例えば、羽田から新千歳の片道で計算すると季節や利用時間帯にもよりますが、12,000円~37,000円の範囲で片道運賃が変動しています。
出張でもない限り、観光旅行の予定は1か月~3か月前に計画して予約をするのが一般的なので、私自身の経験上日中時間帯の航空券は購入しないので比較的割増運賃になる朝夕になり、20,000円弱になっていることが多いです。
それが、たった7,000マイルで1往復できるという事で、実質マイルの価値は1マイル=5.7円ぐらいが平均的です。
2004年から出張族になってJALマイルが貯まるようになって、無料航空券と交換していましたが、どこかにマイルがスタートしたおかげで空の旅が2倍行けるようになりました。
目的地を知らせるメールが届いてから、観光スポットや名所、美味しそうな名産を探してからスケジュールを立てるのも意外と楽しいものですし、同じ空港でも前回行くことができなかった場所へリベンジもできるので、おススメですよ。
JAL国内線特典航空券
マイルを貯める一番の目的が無料航空券と交換できる「JAL国内線特典航空券」と「JAL国際線特典航空券」ですが、国際線は別途数万円の燃油サーチャージ代が必要になるので、交換経験が無い為ここでは省略します。
貯めたJALマイルを最小で片道4,000マイルから交換できますが札幌ー函館や沖縄ー与論などの短距離で、東京起点にすると8,000マイルで北海道や九州各地へ行くことができます。
区分 | マイル数 | 主な空港 |
---|---|---|
B | 5,000 | 仙台 山形 新潟 名古屋 |
C | 6,000 | 秋田 花巻 小松 大阪 |
D | 7,000 | 函館 青森 出雲 広島 高知 松山 大分 |
E | 8,000 | 札幌 旭川 釧路 福岡 長崎 熊本 鹿児島 |
F | 9,000 | 奄美大島 沖縄(那覇) |
G | 10,000 | 久米島 宮古 石垣 |
また、「どこかにマイル」同様にJAL国内線特典航空券が利用できるのは、二等親以内の親族になっていますがJALマイレージクラブ会員の利用縛りはないので、両親にプレゼントすれば喜ばれますよ。
特典航空券PLUS制度
さらに、本来ならば週末や繁忙期などは空席が少なくなるので、無料航空券売り切れになるのですが指定された追加マイルを加算すると予約が取れるようになっています。
交換レート(1マイル=1.5円~4.5円)
例えば、羽田から新千歳の片道で計算すると季節や利用時間帯にもよりますが、12,000円~37,000円の範囲で片道運賃が変動しています。
出張でもない限り、観光旅行の予定は1か月~3か月前に計画して予約をするのが一般的なので、私自身の経験上日中時間帯の航空券は購入しないので比較的割増運賃になる朝夕になり、20,000円弱になっていることが多いです。
そういうことで、実質マイルの価値は1マイル=2.5円ぐらいが平均的です。
基本どこかにマイルを利用することが多いで、目的が決まっている場合のみ「JAL国内線特典航空券」を利用しています。
eJALポイント
eJALポイントとは、JALのホームページから国内線航空券・国際線航空券・JALパックでのツアー代金で使う事ができるポイントで、JALマイルから交換して使う事ができます。
JAL専用なので他社のツアーなどでは使えませんが、タイムセールなどでも利用できて全額eJALポイントで支払うこともできますし、不足分はクレジットカードやJALPayで支払うこともできます。
eJALポイントは本人と二等親以内の親族が利用でき、一部国際線の航空券(海外発券)やホテルの支払いで利用できないツアーなどもありますが、JALパックで申し込んだ時に利用できないことは経験していません。
交換レート(1マイル=1円~1.5円)
JALマイルをeJALポイントへの交換は1,000マイルを1,000 eJALポイントへ交換、または10,000マイルを15,000 eJALポイントに交換できます。
その為交換は10,000マイルを15,000円分のeJALポイントに交換するのが必須です。
実際に使う時は、地域振興や復興割などでホテル宿泊代やツアー代金が還元される時に限り、JALパックを利用すれば、キャッシュバックなど受けられるのでeJALポイントに交換して使うとお得になりました。
また、JALカードを持っていれば「毎年初回搭乗ボーナス」が貰えるので、年1回はタイムセールを利用すれば片道10,000円前後になるので往復20,000円前後になります。
そこで、10,000マイルだけ交換して15,000eJALポイントになるので、不足分5,000円前後をJALカードで支払えば、無料航空券ではもらえない搭乗区間マイルと「毎年初回搭乗ボーナス」が獲得できます。
例えば、東京ー札幌間の搭乗区間マイルは510マイルですが、タイムセールでは50%になるので255マイルになり、JALカード利用分のフライトマイル25%分(63マイル)を加えて、318マイル×往復分で636マイル獲得できます。
さらに、「毎年初回搭乗ボーナス」が2,000マイル貰えるので、合わせると2,636マイル獲得できます。
16,000マイルでJAL国内線特典航空券交換してもマイルは付与されないので、年1回はeJALポイント交換で利用した方が断然お得ですよ。
JMB WAON
スーパーやイオンモールで利用するとお得になる電子マネーを「WAON」といい、日本航空と提携して発行しているのが「JMB WAON」(スマホ版はモバイルJMB WAON)になり、買い物で使って貯まるポイントがWAONではなくJALマイルが貯まるようになっています。
また、JALカードでJMB WAONにチャージしてもマイルが貯まり、チャージしたJMB WAONを使ってもまたマイルが貯まり、イオンでの買い物では5%引きになる日やマイルが2.5%貯まる日などあるので、積極的に利用しています。
交換レート(1マイル=0.5円~1.25円)
JALマイルをJMB WAONへの交換は10,000マイルを10,000 JMB WAONへ交換でき、年間20,000マイルまでとなっていますが、2025年3月31日までの期間限定で交換レート・上限撤廃されています。
実際は毎年更新されているので実質通年なのですが、キャンペーン期間中は最低3,000マイル~最高40,000マイルを1,000マイル単位で申し込むことができます。
最低レートが3,000マイル=1,500 JMB WAONで、最高でも40,000マイル=50,000 JMB WAONにしかならなくなったので、近年交換していません。
交換していたのは10,000マイル=15,000 JMB WAONという交換レートの時だけですが、近年はこのレートでは行ってくれませんね。
よほどマイルが余って使い道がないか、楽天ポイントやJRE POINTを貯めている場合の経由地としてJALPayを利用している場合などの交換方法でしょう。
JALPay
日本航空のスマホ決済サービスを「JALPay」といい、コンビニなどでQRコードを提示することでチャージした残高で買い物ができます。
また、プリペイド式カードも兼用していてマスターカードとしても利用できるので、タッチ決済やネット決済もできるようになっています。
特にJALPayを経由してSuicaや楽天Payにチャージしてもマイルが貯まるので、直接JALPayを使わないで経由地としても非常に使い勝手がよくマイルもポイントも貯まるので、積極的に利用しています。
JALPayへの交換方法は、JALホームページから、JALマイレージバンク➡マイルをつかう➡パートナー特典へと進むと、JALPayと交換できる「JAL Payマイルチャージ」ページに行くことができます。
交換レート(1マイル=0.5円~1.1円)
JALマイルをJALPayへの交換は最低500マイル~最高40,000マイルを1,000マイル単位で申し込むことができますが、交換するマイル数やJALのネット銀行(JAL NEOBANK)口座の有無に応じて交換レートが異なります。
最低レートが500マイル=250 JALPayで、最高でも40,000マイル=44,000 JALPayにしかならないので、私自身もまだ交換したことがありません。
よほどマイルが余って使い道がないか、楽天ポイントやJRE POINTを貯めている場合の経由地としてJALPayを利用している場合などの交換方法でしょう。
JALカード年会費
あまり知られていないJALマイルの使い道で「マイルで年会費」というJALマイルの交換プログラムが実在します。
それもそのはずでJALホームページ内にある「マイルを使う」ページで、様々なJALマイル交換プログラムが記載されている一番最後に、たった1行「JALカード会員のお客様へ」で紹介されているだけだからです。
上記画像の「JALカード会員限定特典のご案内>」をクリックすると、やっとJALマイルでJALカード年会費やショッピングマイル・プレミアム年会費などが支払えることが紹介されています。」
見たことが無い方も多いと思いますので、「JALカード会員限定特典のご案内>」をクリックすると公式サイトへ進むようにしておきました。
マイルが使える年会費項目
JALマイルを使ってJALカードの年会費を支払うことができる「JALカード会員限定特典」で、JALマイルを交換する先は「JALカードポイント」となります。
このJALカードポイントは自動的にJALカード年会費に充てられるので、交換後の手続きはありませんが、年会費などの支払いしか利用できない限定ポイントです。
JALカードポイントで支払い可能な年会費は以下の通りで、法人会員は対象外です。
- JALカード年会費(個人本会員)
- JALカード年会費(家族会員)
- JALカードショッピングマイル・プレミアム年会費
ただし、年会費の月割り・家族会員のみ・JALカードショッピングマイル・プレミアムのみなどの、部分的な充当には利用できず、必ず個人本会員の年会費とセットの場合のみ利用できます。
さらに、JALカード ツアープレミアム年間登録手数料にも利用できません。
交換レート(1マイル=1円)
JALマイルからJALカードポイントへ交換すると1マイル=1ポイントでの等価交換となります。
これは、今回ご紹介するJALマイルを特典交換する中では一番低い交換率になりますので、まったくおススメできないJALマイルの使い方です。
私自身も一度もJALカードポイントには交換したことがありませんので、相当マイルが余ってしまって使い道が無いというレアケースではないでしょうか。
まとめ
JALカード・JALPay・JMB WAONを使い分けて効率よく貯めたJALマイルは、やはり「どこかにマイル」が一番おススメで利用頻度も高く利用させていただいています。
夫婦2人で、日常生活での買い物で貯めたJALマイルは毎年30,000マイル前後が安定的に貯まりますので、どこかにマイル登場以前は年1回の旅行を楽しみにしていました。
それは、どこかにマイルを利用すると半分のマイル数なので年2回行くことができるようになり、さらにJALPayスタートにより、WAON POINT・楽天ポイント・ポンタポイントが貯まるようになりました。
これらは、全てJALマイルに2ポイント=1マイルで交換できるので、来年からは年3回旅に出かけられそうです。
物価も上がって旅費を捻出することが難しくなっているはずなのですが、マイルを使えるのであまり変わったか感覚は無く楽しめるはずですよ。