2025年5月29日現在
JR東日本のメトロポリタンや駅直結のホテルB4T、メズム東京、東京ステーションホテルなどのホテルは、楽天ペイを利用しても1.5%ポイント付与対象外です。
残念!JR東日本グループのホテルは楽天ポイント対象外!宿泊予約前に知っておきたいこと
JR東日本グループが展開するホテルブランド、例えば「ホテルメトロポリタン」や「ホテルB4T」、そして「ホテルK3 ASAKUSA」、「ホテルドリームゲート舞浜」、「ホテルファミリーオ館山」といったホテルは、駅直結や駅近という抜群のロケーションを誇り、ビジネス利用から観光拠点まで、多様なニーズに応える宿泊施設として人気を集めています。特に、駅の利便性を最大限に活かした設計や、現代のライフスタイルに合わせた機能的な客室、スマートなチェックイン・アウトシステムなどが特徴です。JR東日本が手がけることで、鉄道利用者にとって非常に利便性の高いホテルとなっています。
「せっかくJR東日本グループのホテルに泊まるなら、楽天ポイントも貯められたらお得なのにな」と考えている楽天ポイントユーザーの方は少なくないはずです。もしかしたら、宿泊料金を支払う際に楽天ポイントカードを提示しようとしたけれど、ホテルスタッフに「当ホテルは対象外です」と言われてしまった経験があるかもしれません。残念ながら、JR東日本グループが運営する上記のホテル群は、基本的に楽天ポイントカードのポイント付与・利用の対象外となっています。
これは、これらのホテルがJR東日本グループの「日本ホテル株式会社」などが運営するホテルブランドであることに起因します。JR東日本グループは、楽天ポイントのような外部の共通ポイントサービスには加盟しておらず、自社の共通ポイントプログラムである「JRE POINT」の普及を強力に推進しています。これらのホテルを含むJR東日本グループの施設では、JRE POINTの導入を優先することで、鉄道利用から宿泊まで、グループ全体でJRE POINTを軸とした顧客還元を図り、顧客の囲い込みと利用促進を目指しているのです。
なぜ対象外なの?考えられる理由
JR東日本グループのホテルで楽天ポイントが使えない理由には、以下のような点が考えられます。
- JRE POINTの最優先: 各ホテルはJR東日本グループのホテルとして、JRE POINTを軸とした顧客還元を徹底しています。駅直結・駅近という立地を活かし、鉄道利用と連携したJRE POINTの利便性を高めることで、顧客の囲い込みとJRグループ全体での利用促進を図る戦略の中心にJRE POINTを位置づけています。
- 独自の会員プログラムとサービス: 日本ホテル株式会社をはじめとする運営会社は、それぞれのホテルブランドで独自の会員プログラムやリピーター向けサービスを展開しているのが一般的です。外部の共通ポイントを導入するよりも、自社グループ内での顧客ロイヤルティを高めることを優先していると考えられます。
- 運営効率とシステム連携の簡素化: ホテル運営においては、宿泊予約システムや客室管理システムなど、様々な複雑なシステムが連携しています。楽天ポイントのような外部の共通ポイントを導入すると、これらの既存システムとの連携がさらに複雑になり、システム開発の手間やコストが増大するため、導入を限定していると考えられます。
- ターゲット顧客層へのアプローチ: これらのホテルの主な利用者は、利便性を重視するビジネスパーソンや、駅を拠点に観光を楽しむ旅行者です。彼らにとっては、ポイント還元よりも、駅直結という立地、快適な客室、スムーズなチェックイン・アウト、そして質の高いサービスといった利便性や機能性が重視されます。
JR東日本グループの主なホテルリスト
JR東日本グループのホテルは、首都圏を中心に展開しています。これらのホテルの宿泊料金や付帯サービスは、楽天ポイントの付与・利用は対象外となります。
- ホテルメトロポリタン(日本ホテル株式会社運営)
- ホテルメトロポリタン池袋
- ホテルメトロポリタン丸の内
- ホテルメトロポリタンエドモント
- ホテルメトロポリタン川崎
- ホテルメトロポリタンさいたま新都心
- ホテルメトロポリタン長野
- ホテルメトロポリタン盛岡(本館・ニューウイング)
- ホテルメトロポリタン仙台
- ホテルメトロポリタン高崎
- ホテルメトロポリタン鎌倉
- ホテルメトロポリタン羽田
- JR東日本ホテルメッツ 各店舗(例:ホテルメッツ新宿、ホテルメッツ渋谷など)
- ホテルB4T
- ホテルB4T 池袋
- ホテルB4T 東京
- ホテルB4T 神田
- ホテルB4T 田町
- ホテルB4T 横浜
- ホテルB4T 大宮
- ホテルK3 ASAKUSA
- ホテルドリームゲート舞浜
- ホテルファミリーオ館山
- ホテルアソシア: ジェイアール東海ホテルズ運営だが、JRグループホテルとして連携がある場合も。
- ホテルグランヴィア: ジェイアール西日本ホテルズ運営だが、JRグループホテルとして連携がある場合も。
上記は主なホテルの一部であり、これらのJR東日本グループホテルでの宿泊料金や付帯サービス(レストラン、カフェなど)の利用は、基本的に楽天ポイントカードのポイント付与・利用はできないと認識しておくと良いでしょう。
楽天ポイント対象外でも便利に利用するには?
楽天ポイントが使えないのは残念ですが、JR東日本グループのホテルでの宿泊を便利に、あるいは別の形でお得に済ませる方法は十分にあります。
- JRE POINTの活用: これらのホテルはJRE POINT加盟施設であり、JRE POINTを貯めたり使ったりすることが可能です。特に、JRE CARDやビューカードなどのJR系のクレジットカードで決済すると、宿泊料金に応じてJRE POINTがお得に貯まります。これがJR東日本グループのホテルで直接ポイントを貯める最も有効な方法です。宿泊予約サイトやチェックイン時にJRE POINT対応の有無を確認しましょう。
- クレジットカード決済の利用: ほとんどのホテルでクレジットカード決済に対応しています。普段お使いのカードのポイント(楽天カード含む)を貯めることができます。カードによってはポイント還元率が高いものもあるので、有効活用しましょう。
- JR東日本グループの旅行商品との連携: JR東日本グループの旅行会社(びゅうトラベルサービスなど)が提供する宿泊プランや、新幹線とのセットプランを利用すると、全体としてお得になる場合があります。
- ホテル公式サイトからの予約特典: ホテル独自の公式サイトからの予約限定で、割引や特典(例:レイトチェックアウト、ウェルカムドリンクなど)が提供される場合があります。
- オンライン旅行予約サイト(OTA)のポイント・キャンペーン: 楽天トラベルやじゃらんnetなどのオンライン旅行予約サイトを通じて予約した場合、各サイト独自のポイント(楽天トラベルなら楽天ポイント)が付与される場合があります。ただし、これはホテルが直接楽天ポイントを付与するわけではなく、あくまで予約サイトのポイント制度によるものです。
まとめ
JR東日本グループが運営する「ホテルメトロポリタン」や「ホテルB4T」、そして「ホテルK3 ASAKUSA」、「ホテルドリームゲート舞浜」、「ホテルファミリーオ館山」といったホテルは、JR東日本グループの施設であり、そのポイント戦略により、楽天ポイントカードのポイント付与・利用は対象外となっています。これは、JRE POINTの推進や、ホテル運営の特性、顧客ロイヤルティ戦略などが主な理由と考えられます。
楽天ポイントは貯まりませんが、JRE POINTを直接利用できるほか、クレジットカード決済、JR東日本グループの旅行商品、ホテル公式サイトからの予約特典、そしてオンライン旅行予約サイトのポイントなどを賢く活用することで、JR東日本グループのホテルでの宿泊をスムーズに、そしてお得に楽しむことができます。駅直結・駅近のホテルで快適な滞在を求める際は、ぜひこの情報を参考にしてくださいね。