\ 2024年12月31日まで /
JALマイルが100円で2マイル貯めることができた唯一のガソリンスタンド「ENEOS」ですが、2024年4月1日からはJALカード特約店契約終了に伴い、JALカードを使ってお得なガソリンスタンドを探していませんか?
残念ながら、JALカード特約店からガソリンスタンドは無くなってしまったので、マイルが2倍貯まるガソリンスタンドはありません。
しかしながら、ENEOSアプリ「EneKey」を使えば、今までJALカードと同時にポイント付与対象外だった「Vポイント・楽天ポイント・dポイント」のどれか1つに限り、2ℓ=1ポイントがJALマイルとダブルで貯まるようになりました。
JALカードをEneKey登録
当然ながら1ℓあたりのガソリン価格が安いことが一番のお得なのですが、同じ値段ならマイルやポイントが多い方がいいに決まってきますよね。
そして店舗数が一番多く全国で利用できるので、ENEOSのガソリンスタンドでお得になる「モバイルEneKey」があると、便利で簡単でお得になります。
登録可能リストに無いJALカード
その為には、ENEOS公式アプリ「モバイルEneKey」を使いますが、ENEOS公式サイトに掲載されているEneKeyが登録できるクレジットカードにJALカードの記載がありません。
さらに、ENEOS公式アプリの「よくあるご質問」を見ると、下記のように記載されています。
Q・モバイルEneKeyで登録可能なクレジットカードを教えてください。
A・個人の名義のクレジットカード(ENEOSカード、一般提携カード)で登録していただけます。
ENEOSの法人カードは、ENEOS BUSINESSⅡとENEOSコーポレートカードを含め登録できません。
ENEOS公式アプリの「よくあるご質問」より引用
「一般提携カード」という記載があるので、JALカードは2024年3月まで特別提携カードとしてマイルが2倍付与される、いわゆる特約店でしたので「一般提携カード」とは関係ありませんでした。
そこで、「モバイルEneKey」自体はスマホアプリをインストールしてから、ENEOS店舗窓口で手続きを行うことになっているので、半分諦めながら「モバイルEneKey」作成を窓口でお願いしてみました。
JALカード・ポイント登録完了
結論から言うと、何の問題も無くJALカードをモバイルEneKeyに登録ができました。
ENEOS店舗窓口でモバイルEneKey登録を行った手続きの流れは下記のとおりです。
セルフ給油スタンドでも店内に必ず店員さんがいるので、給油前に窓口で店員さんに申し出を行います
ホームページに記載されている対象クレジットカードを持っていない事を伝えたところ、何でもいいので持っているクレジットカードで大丈夫とのことでした。
そこで手持ちのJALカードを提示して登録後、バーコードを受け取ることができました。
店員さんの案内に従い、アプリを立ち上げて受け取ったバーコードをアプリのカメラで読み取ります。
入力画面に切り替わるので、名前・生年月日・性別・電話番号を入力するとEneKey番号登録が完了します。
「Vポイント・楽天ポイント・dポイント」のどれか1つ、貯めたいポイントカード番号を登録すればマイルとポイントの二重取りが完成します。
あとは、給油設定や定期的に割引クーポンが届くので利用設定をするだけです。
EneKey利用可能店舗
日常生活で利用するENEOSのガソリンスタンドならば、登録したEneKeyアプリを安心して利用できますが、出張や旅行などでなじみのない土地で車を利用する時は少し心配ですよね。
実際に、どこかにマイルで北海道斜里町を訪れた際も「EneKeyが設定済みのENEOSアプリ」を提示しただけで、給油が簡単にできたので今まで感じたことのない便利さを感じることができました。
後で調べたら、人口5,000人以下の小さな町でも利用できる便利さはすごいと思いませんか?
アプリ提示して財布出してJALカード用意してという手間が不要。
スマホアプリだけでした。
JALカード特約店終了後の対策
今回の特別提携終了はJALだけではなく、ENEOSが提携している下記全て終了しています。
- JALカード
- ANAカード
- ビューカード
- セブンカード
- TS CUBIC CARD
- レクサスカード
このように、2024年4月1日よりJALカード特約店ではなくなってしまいましたが、お話しした通りJALカード利用でマイルが0になったわけではありません。
通常の100円=1マイル(ショッピングマイル・プレミア加入)は今まで通り貯めることができ、今まで同時に付与されなかった提携ポイントが付与されます。
提携ポイントをJALマイル交換
ENEOSアプリに登録できる「Vポイント・dポイント・楽天ポイント」は、それぞれガソリン給油2ℓ=1ポイント付与されます。
そして貯めたポイントは、JALマイルに交換する事ができるようになっていますが、1,000ポイント=500マイルという交換レートになっています。
ただし、dポイントと楽天ポイントは直接JALマイルに交換する事ができますが、Vポイントは一旦WAON POINTに交換してから、さらにJALマイルに交換する手間が1工程多くなっています。
ちなみにガソリン価格が1ℓ=170円として、30ℓ給油すると5,100円なので、51マイル&15ポイント貯まります。
15ポイントをJALマイル交換で計算すると7.5マイルなので、還元率は0.15%にしかなりませんので「おまけ」ですね。
JAL Life Statusポイントにも悪影響
一番痛いところは、マイルが2倍貯まらなくなった事で2024年1月より開始された、JALの新しいポイントプログラム「JAL Life Status ポイント」に影響が出る事です。
JALカード利用で2,000マイル付与されると、5ポイント貯まります。
このJALカード利用時のマイル数とは、基本マイル+特約店マイルの合計数が反映されていますので、特約店分が無くなってしまったENEOS利用は実質半分に減ってしまったことになります。
先ほどの例でお話しすると、5,100円とすれば51マイル少なくなったという事なので、毎月1回とすれば年間で60,000万円分の買い物は結構影響大きいですね。
その為にENEOSで獲得できた特約店分のマイルが無くなってしまうのはとても残念で仕方がありませんね。
まとめ
正直、ENEOSがJALカード特約店唯一のガソリンスタンドだったので、特別提携解除によりマイルが2倍貯まらないのは非常に残念です。
それでもENEOSアプリにEneKeyをJALカードと楽天ポイントを登録できるので、これからはアプリ提示だけで100円=1マイル、2ℓ=1楽天ポイントを貯められるようになります。
実際に使ってみて便利さを実感できたので、JALカードは登録できないと思い込んで、まだ登録していない方はJALマイルと楽天ポイント貰い損していますよ。