2025年5月29日現在
100円ショップのDAISO(ダイソー)と別ブランドで、300円ショップのStandard ProductsとTHREEPPYは、楽天ペイを利用しても1.5%ポイント付与対象外です。
残念!「DAISO(ダイソー)」は楽天ポイント対象外!買い物前に知っておきたいこと
生活必需品からアイデア商品まで、あらゆるものが100円(税抜)を中心に手に入る100円ショップの「DAISO(ダイソー)」。全国に店舗を展開し、その圧倒的な品揃えと手頃な価格で、日々の暮らしに欠かせない存在となっています。キッチン用品、文房具、収納グッズ、DIY用品、コスメ、食品など、欲しいものがきっと見つかるとあって、老若男女問わず多くの人々に利用されています。最近では、300円や500円の商品など、多様な価格帯のアイテムも増え、より魅力的なショップになっていますね。
「ダイソーで買い物をするついでに、楽天ポイントも貯められたらお得なのにな」と考えている楽天ポイントユーザーの方は少なくないはずです。もしかしたら、レジで楽天ポイントカードを提示しようとしたけれど、店員さんに「当店は対象外です」と言われてしまった経験がある方もいらっしゃるかもしれません。残念ながら、全国展開している「DAISO(ダイソー)」のすべての店舗は、基本的に楽天ポイントカードのポイント付与・利用の対象外となっています。
これは、ダイソーを運営する「株式会社大創産業」が、楽天ポイントのような外部の共通ポイントサービスには加盟していないためです。ダイソーは、徹底したコスト削減と効率的なサプライチェーンを構築することで、低価格で高品質な商品を提供することに注力しています。そのため、共通ポイントの導入に伴うシステム費用や手数料などを省き、その分を商品の価格に反映させることで、顧客への還元を図っていると考えられます。
なぜ対象外なの?考えられる理由
ダイソーで楽天ポイントが使えない理由には、以下のような点が考えられます。
- 低価格戦略とコスト削減: ダイソーの最大の強みは「100円(中心)という低価格」です。共通ポイントサービスに加盟すると、ポイント付与にかかる手数料が発生します。これを全商品に適用すると、商品の価格を上げるか、利益率を大幅に下げる必要が出てきます。ダイソーは、これらのコストを極力抑えることで、現在の価格帯を維持し、顧客に還元するという方針を取っていると考えられます。
- 独自の運営体制と効率性重視: 大創産業は、商品の企画・開発から物流、店舗運営までを一貫して行う独自のビジネスモデルを確立しています。外部のポイントシステムを導入することで、既存のシステムに新たな連携が必要となり、運営の複雑化や非効率化を避けている可能性があります。
- 顧客層へのアプローチ: ダイソーの顧客層は、価格に敏感で、日常的に消耗品を購入する層が中心です。彼らにとっては、ポイント還元よりも、商品の安さや品揃え、店舗の利便性が購買動機として重要であると考えられます。
- 商品の性質: 100円という単価の低い商品が多いため、ポイント還元率を考慮しても、付与されるポイントが少額にとどまるケースが多く、ポイント導入のメリットが薄いという側面もあります。
DAISO(ダイソー)の主な店舗リスト(例)
ダイソーは全国に多数の店舗を展開しており、商業施設内や路面店など、様々な形態で出店しています。これらのすべての店舗で、楽天ポイントの付与・利用は対象外となります。
- ショッピングモール内店舗:
- イオンモール、ららぽーと、アリオなどの大型ショッピングモール内のテナント
- イトーヨーカドー、西友、ライフなどのスーパーマーケットに併設された店舗
- 駅ビル内店舗:
- ルミネ、アトレ、グランデュオ、シャポー、セレオ、ラスカ、フェザン、パセオ、モントレー、ビーンズなどのJR系駅ビル内のテナント
- 私鉄系駅ビル内のテナント
- 路面店:
- 郊外や市街地の単独店舗
- SCブランド:
- Standard Products(スタンダードプロダクツ)
- THREEPPY(スリーピー)
- DAISOと併設されているこれらのブランドも同様に楽天ポイント対象外です。
上記は一部の例ですが、ダイソーのどの店舗でも、基本的に楽天ポイントカードのポイント付与・利用はできないと認識しておくと良いでしょう。
楽天ポイント対象外でも便利に利用するには?
楽天ポイントが使えないのは残念ですが、ダイソーでのお買い物を便利に、あるいは別の形でお得に済ませる方法は十分にあります。
- 現金払い: 100円ショップなので、小銭でサッと支払える現金が最もシンプルでスムーズです。
- クレジットカード決済の利用: 多くの店舗でクレジットカード決済に対応しています。お使いのカードのポイント(楽天カード含む)を貯めることができます。カードによってはポイント還元率が高いものもあるので、有効活用しましょう。
- 交通系ICカードの利用: SuicaやPASMOなどの交通系ICカード決済に対応している店舗も多く、現金のやり取りなくスムーズに会計ができます。
- QRコード決済の利用: PayPayやd払い、au PAYなど、主要なQRコード決済に対応している店舗もあります。各社が定期的に実施しているキャンペーン期間中に利用すれば、ポイント還元や割引の恩恵を受けられることがあります。来店前に、店頭の表示などで利用可能なQRコード決済を確認してみるのがおすすめです。
- 商業施設独自のポイントカード・アプリ(テナントの場合): もしダイソーが出店しているショッピングモールや駅ビルが独自のポイントプログラムを持っている場合、ダイソーの購入自体はポイント対象外でも、施設内の他の店舗でそのポイントを貯めたり使ったりすることは可能です。
まとめ
全国で人気の100円ショップ「DAISO(ダイソー)」は、徹底した低価格戦略と効率的な運営体制を重視しているため、楽天ポイントカードのポイント付与・利用は対象外となっています。これは、共通ポイントの導入に伴うコストを省き、その分を商品の価格に反映させることで顧客への還元を図るというダイソーの方針によるものです。
楽天ポイントは貯まりませんが、クレジットカードや交通系ICカード、そして各QRコード決済のキャンペーンなどを賢く活用することで、ダイソーでのお買い物をスムーズに、そしてお得に楽しむことができます。お買い物前に、ぜひこの情報を参考にしてくださいね。
