2025年7月31日更新
BOOK COMPASSは、JR東日本グループの書店なので楽天ペイを利用しても1.5%ポイント付与対象外です。
「BOOK COMPASS(ブックコンパス)」は楽天ポイント対象外!駅の書店利用前に知っておきたいこと
JR東日本の駅構内や駅ビル内に展開する書店「BOOK COMPASS(ブックコンパス)」。駅を利用する際に気軽に立ち寄れる、通勤・通学、あるいはちょっとした空き時間に便利な書店として、多くの人々に利用されています。雑誌や文庫本、ベストセラーから専門書まで、幅広いジャンルの書籍を取り揃え、移動中の読書や情報収集に役立つ存在となっています。
「BOOK COMPASSで本を買うついでに、楽天ポイントも貯められたらお得なのにな」と考えている楽天ポイントユーザーの方は少なくないはずです。もしかしたら、レジで楽天ポイントカードを提示しようとしたけれど、店員さんに「当店は対象外です」と言われてしまった経験がある方もいらっしゃるかもしれません。残念ながら、JR東日本グループが運営する書店「BOOK COMPASS」の各店舗は、基本的に楽天ポイントカードのポイント付与・利用の対象外となっています。
これは、BOOK COMPASSがJR東日本グループの「株式会社JR東日本クロスステーション」が運営する書店チェーンであることに起因します。JR東日本グループは、楽天ポイントのような外部の共通ポイントサービスには加盟しておらず、自社の共通ポイントプログラムである「JRE POINT」の普及を強力に推進しています。BOOK COMPASSを含む駅ビルや駅構内の店舗では、JRE POINTの導入を優先することで、鉄道利用から駅構内での買い物・食事まで、グループ全体でJRE POINTを軸とした顧客還元を図り、顧客の囲い込みと利用促進を目指しています。
なぜ対象外なの?考えられる理由
BOOK COMPASS各店で楽天ポイントが使えない理由には、以下のような点が考えられます。
- JRE POINTの最優先: BOOK COMPASS各店はJR東日本グループの書店として、JRE POINTを軸とした顧客還元を徹底しています。駅構内という立地を活かし、鉄道利用と連携したJRE POINTの利便性を高めることで、顧客の囲い込みとJRグループ全体での利用促進を図る戦略の中心にJRE POINTを位置づけています。
- 運営効率と統一戦略: JR東日本クロスステーションは、BOOK COMPASS以外にも駅構内の「NewDays」などの店舗を多数運営しています。これらのグループ店舗全体で一つのポイントシステム(JRE POINT)に統一することで、システム管理や運用を効率化しています。楽天ポイントのような外部の共通ポイントを導入すると、システム連携の手間やコストが増大するため、導入を限定していると考えられます。
- 駅ナカ店舗としての特性: BOOK COMPASSは、駅の利用者が「ついでに立ち寄る」ことが多い店舗です。スピーディーな会計と、移動中に必要な書籍をすぐに手に入れられる利便性が重視されます。ポイント還元よりも、アクセス性や品揃えが顧客満足度を左右する要素と考えられています。
BOOK COMPASSの主な店舗リスト(一部)
BOOK COMPASSは、JR東日本の主要駅構内を中心に広く展開しています。これらの店舗全体で、楽天ポイントの付与・利用は対象外となります。
- 東京駅:
- BOOK COMPASS 東京駅(新幹線南のりかえ口付近など複数店舗)
- 新宿駅:
- BOOK COMPASS 新宿(東口、南口など複数店舗)
- 品川駅:
- BOOK COMPASS 品川(エキュート品川内など)
- 上野駅:
- BOOK COMPASS 上野(エキュート上野内など)
- 池袋駅:
- BOOK COMPASS 池袋
- 横浜駅:
- BOOK COMPASS 横浜
- 大宮駅:
- BOOK COMPASS 大宮(エキュート大宮内など)
- 千葉駅:
- BOOK COMPASS ペリエ千葉
- その他主要駅:
- 立川、町田、八王子、高崎、宇都宮、水戸、盛岡など、JR東日本管内の多くの駅構内・駅ビルに出店。
上記は一部の店舗であり、これらすべてのBOOK COMPASS店舗で、基本的に楽天ポイントカードのポイント付与・利用はできないと認識しておくと良いでしょう。
楽天ポイント対象外でも便利に利用するには?
楽天ポイントが使えないのは残念ですが、BOOK COMPASSでのお買い物を便利に、あるいは別の形でお得に済ませる方法は十分にあります。
- JRE POINTの活用: BOOK COMPASS各店はJRE POINT加盟店舗であり、JRE POINTを貯めたり使ったりすることが可能です。 JR東日本を頻繁に利用する方や、Suicaを利用している方は、JRE POINTカードやビューカード(JR系のクレジットカード)を積極的に利用しましょう。JRE CARD優待店では、クレジット払いでお得にポイントが貯まることもあります。これがBOOK COMPASSで直接ポイントを貯める最も有効な方法です。
- クレジットカード決済の利用: ほとんどの店舗でクレジットカード決済に対応しています。お使いのカードのポイントを貯めることができます。カードによってはポイント還元率が高いものもあるので、有効活用しましょう。
- 交通系ICカードの利用: Suicaなどの交通系ICカード決済に対応している店舗がほとんどであり、現金のやり取りなくスムーズに会計ができます。駅構内という立地柄、特に便利です。
- QRコード決済のキャンペーン: PayPayやd払い、au PAYなど、主要なQRコード決済に対応している店舗もあります。各社が定期的に実施しているキャンペーン期間中に利用すれば、ポイント還元や割引の恩恵を受けられることがあります。来店前に、店頭の表示などで利用可能なQRコード決済を確認してみるのがおすすめです。
まとめ
JR東日本が運営する駅構内・駅ビル内の書店「BOOK COMPASS」各店は、JR東日本グループの施設であり、そのポイント戦略により、楽天ポイントカードのポイント付与・利用は対象外となっています。これは、JRE POINTの推進や、運営効率、駅ナカ店舗としての特性などが主な理由と考えられます。
楽天ポイントは貯まりませんが、JRE POINTを直接利用できるほか、クレジットカードや交通系ICカード、そして各QRコード決済のキャンペーンなどを賢く活用することで、BOOK COMPASSでのお買い物をスムーズに、そしてお得に楽しむことができます。JR東日本の駅をご利用の際は、ぜひこの情報を参考にしてくださいね。
そして楽天ペイにチャージする方法として一般的には、楽天カードからチャージして使う事が有名ですが、JALやANAのマイルを貯める陸マイラーならば、クレカ不要で楽天ペイにチャージできる方法をご紹介します。
