JALどこかにマイル必見！希望の行き先の当選確率を上げる３つの方法

JALカード・JALPay・JMB WAONを上手に使い分けて貯めたJALマイルを7,000マイルで無料航空券と交換できる「どこかにマイル」ですが、JALが選んだ4つの候補地の中から行先が決まる「ガチャ」方式。

そこで、4つ全部行きたい場所が表示して欲しいと思って何度も「旅先を再検索する」を繰り返して、「本日の上限に達しました」って表示されちゃいませんでしたか？

実は、どこかにマイルで表示される4つの候補地には規則性と条件があるので、自分の希望だけ考えて検索しても同じような候補地が繰り返し表示され時間の無駄です。

たった3つの法則や条件を知るだけで、どこかにマイルで希望の行き先の当選確率を上げることができますので、ぜひ試してみてくださいね。

JALどこかにマイル当選確率を上げる３つの方法

プチ陸マイラーのご褒美でもある「JAL国内線特典航空券」との引き換えで、好きな時期に好きな場所を選んで利用することが一番いいに決まっています。

しかしながら、せっかく「JAL国内線特典航空券」で使用するマイルの半分以下の7,000マイルで、無料往復航空券と引き換えられる「どこかにマイル」を使うので、多少の妥協は必要です。

でもやっぱり、ある程度は希望を叶えたいならば、3つの方法を実践すれば4つの候補地が高確率で表示されるようになります。

空席状況を調べて当選確率を上げる

そもそも希望の候補地への飛行機が満席だったら、どこかにマイルで何度も検索しても表示されることはありません。

空席があるからこそ、マイルを利用して搭乗してもらっても問題が無い（空気輸送よりは乗ってほしい）と考えるのが普通です。

実際に、札幌雪まつりシーズンは新千歳空港と旭川空港どちらも「JAL特典航空券」の空席が無かったので、予想通り検索を繰り返しましたが、表示されることはありませんでした。

お金を払って搭乗してくれるお客様が少ない便ならば、座席が多く空いていることになるので「JAL国内線特典航空券」利用枠として席を埋めようとします。

しかしながら「JAL国内線特典航空券」での利用枠すら空席があると、どこかにマイル利用枠として提供される座席数が多くなる可能性があるからです。

そこで、まずは行きたい候補地の空席が多い日や搭乗便を調べて、どこかにマイルで検索すると表示されるようになりますので、4つの候補地が全て希望の候補地が表示されやすくなります。

出発時間・到着時間を変えて検索

そもそも仕事の都合などで1か月弱しかない「どこかにマイル」申込期間なので、日にちを変えられない場合もあるかもしれません。

本来「どこかにマイル」を利用するならば、余裕をもって2か月ぐらい余裕をもってこの週がダメらなら次の週みたいに希望の目的地が出るまで、気長に検索する事がおススメです。

どうしてもってことがあると思いますので、同じ日にちでも出発時間と到着時間の組み合わせを1つ1つ変えて検索すると、急に表示されるようになることもあります。

出発時間が6:30～7:30ぐらいの飛行機に乗ろうと思うと始発じゃ間に合わないから、選べる人が限られるので空席が多い確率が高いです。

そのことはJALもANAもわかっているので、この時間帯の飛行機の価格は激安になっているからこそ「どこかにマイル」の狙い目です。

日にちを変えて検索

「JAL国内線特典航空券」の空席があるのに「どこかにマイル」で候補地として表示されないことが当然あります。

もしかしたら、今後空席が埋まる可能性が高いと判断されるので「どこかにマイル」の枠を解放していない場合もありますし、そもそも枠がすでに埋まっている可能性もあります。

また、通常航空券を予約してもこうする航空券の種類によりますが、実際の購入まで3日ほど予約キープされるので、毎日午前０時には購入されなかった予約枠が解放されます。

今日、候補地として表示されなかったら０時を過ぎたらもう一度検索してみると、表示されたことがありますので、あきらめずに検索することで、希望の候補地が表示される可能性が高くなります。

コロナ明けの当選確率実績71%

というわけで、毎年2回「どこかにマイル」で北海道旅行をご褒美として楽しみにサラリーマン生活を送って、実際に上記3つの方法を地味にやることで、コロナ明け2021年～2024年6月まで7回利用して5回北海道へ行くことができています。

と、このように検索していますが、北海道ってどこかにマイル対象の空港が6つもあるので、確率は高いですよね。

JALどこかにマイルオプション

JALマイルとJR北海道・JR四国・JR九州の鉄道フリーきっぷが引き換えられる「どこかにマイル鉄道フリーパス」が、目的地の空港限定オプションとして用意されています。

札幌フリーパス以外は、特急列車の普通車自由席も利用できます。

空港	フリーきっぷ	マイル数
新千歳空港	札幌フリーパス	1日間：4,200 2日間：5,000
函館空港	はこだて旅するフリーパス	1日間：3,500 2日間：4,700
徳島空港・高知空港 高松空港・松山空港	JR四国全線フリーきっぷ	1日間：4,200 2日間：7,200
福岡空港・北九州空港	北九州フリーきっぷ	2日間：3,000
福岡空港・大分空港 北九州空港	由布院・別府フリーきっぷ	3日間：8,000
福岡空港・長崎空港	博多－ハウステンボス片道きっぷ	1乗車：2,200

2018年のどこかにマイルオプションサービス開始当初は、交換マイル数が1,000～2,000マイルほど少なく交換できた（20％～35％現在は値上がり）ので、JRみどりの窓口で正規版を買うよりもお得でした。

ところが現在では、種類によってはマイル数の方が多く消費する（JR純正の方が安い）場合もあるので、フリーエリアと価格と旅行する工程を細かく比較しないと、どちらがお得かわからなくなってしまいましたので、現在のお得具合をまとめました。

JR北海道フリーパス特典

どこかにマイルの行き先が北海道（新千歳または函館）に決まったら、JALマイルでJR北海道フリーパスと交換することができます。

札幌フリーパス

JR北海道の純正フリーきっぷの「札幌近郊・１日散歩きっぷ」と比較することができ、それぞれの相違点は以下の通りです。

JR版は新千歳空港から札幌往復では元が取れませんが、小樽までへ行けば元が取れるのに対し、JAL版は小樽往復しても元が取れませんので、何度か途中下車して初めて元が取れます。

項目	札幌フリーパス	札幌近郊・１日散歩きっぷ
余市・美瑛・富良野	×	〇
1日券	4,200マイル	2,540円
2日券	5,000マイル	×
利用可能日	いつでも可	土日祝
特急利用	×	×

はこだて旅するフリーパス

JR北海道の純正フリーきっぷの「はこだて旅するパスポート」と比較することができ、それぞれの相違点は以下の通りです。

項目	はこだて旅するフリーパス	はこだて旅するパスポート
1日券	3,500マイル	2,690円
2日券	4,700マイル	3,650円
利用可能日	いつでも可	いつでも可
特急利用	〇	1回1,160円

JR四国フリーパス特典

どこかにマイルの行き先が四国（徳島、高知、高松、松山）に決まったら、JALマイルでJR四国全線フリーきっぷと交換することができます。

JR四国全線フリーきっぷ

JR四国の純正フリーきっぷの「四国フリーパス」と比較することができ、それぞれの相違点は以下の通りです。

項目	JR四国全線フリーきっぷ	四国フリーパス	週末乗り放題きっぷ
土佐くろしお鉄道線	×	〇	〇
JR四国路線バス	×	〇	〇
1日券	4,200マイル	×	12,000円
2日券	7,200マイル	×	×
3日券	×	18,000円	×
特急利用	〇	〇	〇

唯一比較できるとすれば、2日間用でJR四国純正版では「週末乗り放題きっぷ」という、土日祝日と年末年始限定で特急含めて乗り放題となっていますが、この場合はJAL版の方がお得です。

JR九州フリーパス特典

どこかにマイルの行き先が九州（福岡、熊本、大分、長崎、宮崎、鹿児島）に決まったら、JALマイルで下記2つのフリーきっぷか片道きっぷいずれかと交換することができます。

JR九州北九州フリーきっぷ

JR九州で比較するのに該当するフリーきっぷは販売していないので、通常「博多～小倉」の片道運賃が1,310円なので往復利用するだけでは元が取れませんが、特急列車を利用したり門司港や下関へも行けばお得になります。

JR九州湯布院・別府フリーきっぷ

JR九州の純正フリーきっぷの「福岡・大分ごほうびきっぷ」と比較することができ、それぞれの相違点は以下の通りです。

項目	湯布院・別府フリーきっぷ	福岡・大分ごほうびきっぷ
3日券	8,000マイル	10,000円
子供用	×	2,500円
特急利用	〇	〇
販売期間	限定無し	9月21日まで

まとめ

JALのマイルの価値を1マイル＝1円ではなく、5円以上の価値になる「どこかにマイル」を利用して国内旅行を楽しむ事で、物価高の中でもお得に旅を楽しむ事ができます。

申込期間が1か月しかありませんが、ピンポイントで目的地を選んで無料航空券と引き換えない事を選んだのだから、日程も少し余裕をもって今日検索が気に入らなければまた明日チャレンジって感じがおススメ利用法です。

そして空席状況を確認すれば、希望する候補地空港が選ばれる確率が高まるのでぜひ試してみてくださいね。

また、マイルはJALカードやJALPayやJMB WAONだけで貯めるのではなく、提携ポイントを集約することでより多く、より早く貯めることはさほど難しくはありませんよ。

特に、2024年5月からの楽天ポイントとJALマイルの交換開始により、貯まりやすい楽天ポイントがJALマイルになるので、毎月500～1,000マイル相当が貯まるようになりました。

そしてJALPay活用するとポイント集約が簡単になるので、おススメですよ。

どこかにマイル（日本航空公式サイト）

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